更新日:2024年6月3日(月)

賛助会員からのお知らせ

筆者:(株)ROBON 代表取締役 荻原 紀男 株式会社豆蔵K2TOPホールディングス創立者であり、税理士法人プログレスの創業者。DX革新期の中心的牽引者として、税務、人材育成、IoT分野で活躍。2019年に株式会社ROBONを設立。一般社団法人ソフトウェア協会(SAJ)の会長を長年務め、2022年に名誉会長に就任。情報サービスと産業機械事業を含む連結子会社9社で構成される企業グループを率いる。ROBONは全業務にロボットを実装し、「IT技術で全てのお客様の生産性を飛躍的に向上させる」ことを推進する。

AI時代への対応

人工知能(AI)の登場は、私たちの生活や仕事の仕方に革命的な変化をもたらしています。特に会計業界では、AIの導入が業務の効率化を促進し、新たなサービスの可能性を開いています。日本の生産性が長らく停滞している現状を打破するためにも、伝統的な枠を超えた思考が求められています。私は、公認会計士税理士の立場を超えて、AIについて研究しました。

そこで重大な事に気づいてしまいました。
我々の脳も所詮、人工知能AIなのです。

生まれた時はゼロですが、そこから親との関係、兄弟との関係、学校、友達、職場など、多くのデータを取り入れて分析して今の考えに至っています。

今後のAI時代に対応するために、やらなければならないことがあります。過去の自分に囚われないことです。
というのも、この国の教育は第二次産業革命1914年の重工業時代の教育なのです。「時間が来たらきちんとラインの前に並び作業の準備をしろ」という教育を受けてきました。でも現代には通用しません。それから110年も経ているのに、我が国の教育の根本は変わっていません。組織の中に自分があるという教育は今には合いません。個人の幸せがあっての組織です。

これからも生き残れる士業の働き方とは

我々は新たにAIで「税務相談ロボット」と「労務相談ロボット」を作りました。
国税庁の見解は、これは高速度検索エンジンなので税理士法違反にはあたらない、とのことでした。

このようなツールを使わせたら勉強しなくなる、という先生もいらっしゃいます。でも私から言うと、それは時代に即しません。今の若い人たちは、すぐに答えがでてくる社会に生まれ育ってきているからです。高齢化すればするほど、過去に囚われやすくなります。
全てが悪いわけではありませんが、それを下に押し付けてはいけないと思います。そのためには自分をAIと捉えて、旧いデータを新しいデータに書き換えていく必要があります。
そうして行くと新しいビジネスのアイデアや顧客に対する新しい提言ができるようになると思います。
自らをAIに置き換えられた会計士・税理士は必ずこれからも勝ち組として生きて行けると確信しています。

自ら自らを随時変えて、勝ち組になりましょう。

相談ロボットシリーズについて

税務や労務に関するお悩みを生成AIのチャットに質問するだけで、出典の明示と共に要約した文章を回答する、画期的なAI相談チャットサービスです。

サービス名 税務相談ロボット
提供開始日 2024年1月9日
価格 月額 1 万円(税抜)で50 回まで質問が可能。
※追加で質問したい場合は50 回分を追加チケットとしてご購入いただけます。
初月はトライアル期間として無料で利用可能!
対応税目 法人税、所得税、消費税、相続税、地方税など
ご利用の流れ サービスサイトにてアカウント作成をすることで、ご利用いただけます。
サービスサイト https://zeimu.sodan.ai
製品サイト https://cms1.robon.co.jp/sodan/zeimu/
サービス名 労務相談ロボット
提供開始日 2024年4月!日
価格 月額 1 万円(税抜)で50 回まで質問が可能。
※追加で質問したい場合は50 回分を追加チケットとしてご購入いただけます。
初月はトライアル期間として無料で利用可能!
対応範囲 雇用・賃金・労働時間・職場の人間関係・就業規則や労働条件など
ご利用の流れ サービスサイトにてアカウント作成をすることで、ご利用いただけます。
サービスサイト https://romu.sodan.ai
製品サイト https://cms1.robon.co.jp/sodan/romu/

ROBON「税務相談ロボット」チャットイメージ  
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ROBONについて

近い将来、「ビジネスのデジタル化」がホワイトカラーの主たる職務となります。これまで、「ビジネスのデジタル化」を担ってきたのは、我々IT産業でした。そしてIT産業は、労働集約的でヒトに依存したビジネスモデルによって、これに対応してきました。 経済産業省の調査によると、2019年をピークにIT産業への⼊職者が退職者を下回ると予測されています。このため産業⼈⼝が減少し、従事者の平均年齢は2030年まで上昇の⼀途を辿ります。この少ないエンジニアをIT産業だけでなく、デジタル・トランスフォーメーションを⽬指す全ての企業が奪い合うことになると考えられます。 ROBON(ロボン)は、このような時代に対応した新しいビジネスモデルを実現する為に設⽴しました。 社名は「全ての業務にロボットをオン(実装)する」ことに由来します。また、「IT技術で全てのお客様の⽣産性を⾶躍的に向上させる」ことを経営理念としています。 お客様の⽣産性を⾶躍的に向上させる為のロボットを実装するターゲットは「専⾨家に依存した業務」です。「専⾨家に依存した業務」は、ビジネスのスピード、コストのボトルネックになりやすいと⾔えます。これをソフトウェアによって⾃動化し、フル・マネージドのサービスとして提供することでボトルネックを解消していきます。 ROBONのコーポレート・メッセージである「未来をいち早く今に取り込む会社」として、お客様から⾃社の働き⽅まで改⾰を⽬指しています。

会社概要

商号 : 株式会社ROBON
代表者 : 代表取締役 荒木 岳夫・荻原 紀男
所在地 : 〒163-0726 東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビルディング26 階
設立 : 2019 年4 月
資本金 : 8,000 万円
株主構成: 株式会社豆蔵K2TOP ホールディングス 100%
URL : https://www.robon.co.jp/

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