開催日:2024年9月11日(水) | 更新日:2024年9月12日(木)

ニューメンバー経営サークル

事務所を成功に導く3つのベンチプレス!
開業直後からの現在に至るまでのストーリーを公開

2024年9月11日(水)、東京・恵比寿の株式会社アックスコンサルティング本社にて「第6回 ニューメンバー経営サークル」を開催いたしました。

今回のテーマは「未来から夢を引き寄せろ」。

第1部では、弊社代表・広瀬が、書籍『エンゲージメントカンパニー』を基に、従業員が働きやすい職場環境を作るための4つのフレームワークついて講演しました。
講演中に行われたワークでは、先生同士意見を交わされ、新しい意見が出ると積極的にメモをとられるなど、有意義な時間となりました。

第2部では、税理士法人クオリティ・ワンの渡邊 勝也氏が登壇。
フルリモートかつ、高単価サービスのWeb受注で売上4億円を達成されるまでの
マーケティング戦略や社内管理・評価制度、現在の組織づくりなど、
参加者の皆さまが今日から実践できる取り組みを3つの極意と表してパワフルにお話しいただきました。

その後は、Q&Aコーナー。
講演を聞いて疑問に思ったこと、さらに深く聞いてみたいことなどをその場で直接聞くことが出来ました。

会の最後は、ご参加者様同士の懇親会。
美味しいお酒と食事を囲みながら、和気あいあいと交流を楽しまれていました。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

【次回開催のお知らせ】
「第7回 ニューメンバー経営サークル」は11月26日(火)開催です。
税理士法人Farrow Partnersの福岡 雅樹氏をお招きします。

【当日寄せられたQ&Aを大公開!】

Q&Aコーナーでは、ご参加いただいたほとんどの先生方から1つ以上の質問が寄せられるなど、過去最大級に盛り上がりを見せました!
その場で回答できなかったご質問も多かったため、渡邊先生から特別に回答を別途いただきました。記事をお読みくださった皆様へQ&Aのすべてを公開いたします!

Q1. 付加価値(粗利)での評価ですがたまたま楽なクライアントの担当になり評価が上がる人と逆に大変なクライアントの担当になり評価が下がる人がいた場合、それは無視して粗利評価するのですか?

A.
結論、タスクによってばらつきは無視します。
ただ、以下のことを気を付けています。
1、ステップ1
料金表は作成されていますか?
難易度の高いタスクは粗利を高くする。難易度の低いタスクは粗利を適正にする。
2、ステップ2
それでもタスクの難易度と粗利のアンバランスは、リーダーがタスクを振る際に、アンバランスを調整するようにしています。
例)割の悪いタスクと割の良いタスクを組み合わせる等

Q2. TOC研修など、様々な研修において、事務所メンバーの参加に対する意欲・積極性はどのような感じでしょうか?

A.
理念浸透系の研修においては、一定層はネガティブなメンバーがいました。結論、そういうメンバーは退職していきました。
TOCやマネジメントゲームの参加主導型の研修は楽しく参加するメンバーが多いです。

Q3. 開業当初の負のスパイラル状態から現在の先生が望まれている形に近い状態に至るまで徐々に良くなっていった感じですか?それとも、火柱が立つような、急激に良くなった感じですか?

A.
徐々に良くなっていきました。ただ、きっかけはいくつかありました。
(1)NO2幹部が理念経営や戦略日次決算に「YES」になった。
(2)理念に共感できないメンバーが退職した。
(3)育成したメンバーがリーダーになった。

Q4. 理念の浸透のさせ方と人事評価の方法について、職種の違い(具体的には弁護士と事務員の違い)をどのように考慮すべきでしょうか?

A.
■理念浸透の仕方
先ずは経営者の個人(私)の人生理念を明確にしました。その人生理念をベースに会社の理念を定期的に伝えています。
唱和したり、私が過去の出来事を物語として発信したり、研修でワークで深めたり、、、あらゆる方法で理念浸透しています。
そして、理念浸透サーベイ(アンケート)を年2回行ってPDCAサイクルを回しています。
これに職種の違いは設けていません。
ただ、基幹支援(バックオフィス)メンバーにはより理念への理解を求めています。
■人事評価
理念をベースにした行動指針を職種別に人事評価項目にしています。

Q5. 弁護士の中でも案件を処理してくれる部分の評価は案件を獲得してくる場合よりも数字が見えにくいので、悩ましいと思っています。
資格者を採用する際、事務員を採用する際に違いとして気を付けている点はありますでしょうか?

A.
■案件獲得の価値と案件処理の価値は経営者が全体最適で決めていいです。
例)100万円の案件の場合→案件獲得10万円、案件処理90万円
■資格者の採用の場合
有資格者の場合は、給与が高くなると思います。
例えば、年収800万円の場合、責任粗利が給与の3倍=2400万円だとすると、2400万円を稼げる環境と、有資格者が稼げる能力と意思があることを確認します。

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